鍼灸パルシェ 東洋医学で日々の暮らしをポジティブに

鍼灸師の知識と、本から得た着想をヒントに、皆様が「ごきげん」に暮らせるヒントを発信中

カテゴリ:東洋医学いろは > 体質から分かること

先日、東洋医学&お灸講座を開催させていただきました!

普段、パルシェでお会いする方達とは、また違った方達の、生の声を聞くことができ、とても勉強になることが山盛りでした。

お灸に興味がある方には、お灸のお話を。
東洋医学に興味ある方には、体質のお話を。

柔軟性のあるものだからこそ、皆さんに上手にフィットさせてお話できたらいいなという目標で頑張りました。
個別化が大切になってきているからこその、東洋医学。

うまく伝わったかは課題点として残りながらも、
次は、こういう方達の声にも、耳を傾けていきたいなと、新しい私の一歩となる出来事でした。

また、話せる機会があれば、いつでもご依頼お待ちしております♪


今日は、体質別お話の最終章!
肝タイプのお話です。



「疲れ」に気がつくことから始めましょう

私は、肝タイプなので、ここの体質の方達の気持ちは手に取るように分かります。

今の私は、東洋医学に出会って、「頑張り方」と「休息の仕方」をマスターしたので、良い感じに「頑張る!」が、永遠のループで回っている感覚があります。決して、無理はしすぎず。そして、夫にも「こういう風になり出したら、休息の時期だから、声をかけて」と見張り番役をお願いしているので、それもまた、良い感じに回る一つの方法になっています。




肝タイプの皆様は、頑張り屋さんが多いです。
エネルギッシュに動く方と、コツコツ静かに…けど、ずっと予定が入っている方の2パターンに分かれるのですが、比較的いつも何かをしている方が多いのがこのタイプです。

嵐でいうと、櫻井翔ちゃんがこのタイプです。
自分で「何かをしていたい!」という欲求よりは、「あれもこれもやらなきゃ!」的な思考の方が多いように、感じています。

やりたいことや、やらなきゃいけないことがたくさんあって、休息や睡眠よりも、予定を優先にしてしまいがち。
休みたい!って思い、ボーする時間を作ったとしても、急にキッチンの掃除が気になり始めたり、急にテレビ周りの埃が気になり始めたり…
結局、何かをしてしまっていること、あるんですよね〜
私の休日は、まさにこれ。


けど、このタイプは、「突然!機能停止!」になりやすいので、本当に注意が必要です。
本当は、全然「突然」では、ないのだけれど、疲れに気が付きにくい肝タイプの方たちから見ると、「突然」と感じてしまうのでしょう。

ずっと前から、体は休みたい!って言っていたのに…
サインを、だし続けていたのに…

自分自身の「頑張る」の基準が、ほんの少しお高めなので、「まだまだ大丈夫」って思っているうちに、体がエネルギー切れを起こしていましまうことに…休みの日にちゃんと休まないと、どんどん疲労は、蓄積していくものです。



例えるなら、
HPが足りない状態で、ゲームを続けている主人公状態なので、スライムの一撃により、突然の死を迎えることになります。
(ゲームやらないから分からないけど、スライムが弱いことくらいは、知っている)



ですので、自分がこのタイプかも!と自覚がある方は、「きちんと休む」ということを心がける必要があります。

嘘のような本当の話で、
「休むって、どうしたら良いんですか?」と聞かれることがあります。
「休むが分からない」と、自覚がある方、一緒に休み方を学びましょうね!


休むサインを知る

まず、「疲労」や「休む」の基準を頭でわかっていても、自分ごとに感じられないと、「休む」ことはしません。
やりたい!の要求の方が、強く感じてしまうので。


なので、「疲れたら休む」ではなくて、別の基準を持って、「休むのサインとすること」をおすすめします。

①無駄にイライラする

 生理前のイライラも半分関係していますが、生理に関係なく、基本イライラしがちに。または、いつもはイライラしない些細なことに気が立ってくるようになった場合は、休めのサインです。性格が悪いわけではなくて、ただ単に疲れが溜まっているだけです。

②生理の出血量が減ってきた

 年齢と共に、少なくはなっていくのが生理の出血ですが、20〜30代で、明らか量が少ないときは、要注意!日常的に休みが足りないんですよ!

③生理周期が長くなってきた
 
 肝タイプの方が、頑張りすぎているときは、生理に回す血の量が、活動に消費されるので、生理周期が長くなります。自分の平均よりも、今月遅かったんだよね…なんて時は、しっかり休めのサインです。


④のぼせや偏頭痛がある
⑤夢をよくみたり、眠れなくなってきた
 頭に血が上ったまま、帰ってこれなくなっています。しっかり休みましょう。



「疲れ」という感覚的なサインよりも、リアルで起きる生理などを参考にすると、分かりやすく休めるのではないのでしょうか!




休み方を知る

では、こんなサインが出たら、どうしたら良いのでしょう?

①まずは、睡眠時間を大幅に確保する。

 実際に睡眠に陥らなくとも、ゆっくりするということが休息です。きっと、眠くないと思っていても、ベットに行くと寝落ちできるのもこのタイプ。眠いからベッドに行くではなく、早めに移動してみると、良い休息が取れると思います。

②10分間何もしない時間を作る
  真のリラックスモードに陥るためには、5分以上何もしないことが必要です。私たちは、5分暇があれば、スマホを見てしまいます。これでは、全く副交感神経が活動してくれません。5〜10分、何もしないことでも、疲労感は回復してくれます。

③スケジュールに休むを組み込む

 次々に、予定を入れたがる肝タイプ。休むも一つのスケジュールに。

④目を休ませること
 
 物を見るという行為は、大量の血液を消耗します。本やテレビはまだしも、まばたきをしなくなるPCなどは、特に注意が必要です。血が足りていない女性が増えているのは、働くことによる代償よりも、PC作業による代償も大きいのではないかと思っています。仕事で使わなければいけないものは、しょうがない。その分、きちんと自然のものを見るとか、きちんと休めるということは、必要ですよ。

⑤他者の監視役をつける

 肝タイプは、元気になるとすぐに調子に乗ります。笑 これは、とても良いこと! 調子に乗ってもいいし、頑張っても良い。ただ、自分の基準は当てにならないと思って、信頼できる人に監視役になってもらうと良いですよ。「最近忙しそうだよ?休んでる?」監視役に注意されたら、大人しく休みましょう。きっと、私を、パルシェを、監視役にしてくださっている肝タイプの方々、多いんだろうなと思いながら、鍼をしています。光栄です!




体質を知るって面白いし、他人に優しくなれます

長々、ダラダラ、お送りしてきました体質シリーズのお話。
私も、日々、アップデートを重ねていますので、前の記事より今の記事の方が、多少わかりやすいかな???なんて、思いながら書いています。

来週、突然のひらめきがなければ笑
色々書いた、体質シリーズをまとめたものを、記事にしたいなと思っております。

自分の体質もそうですが、同僚や家族などを思い浮かべながら、読んでみるのも、また違った面白さがあります。

肝タイプの私から言えることは、もし身近な方に肝タイプがいて、イライラしていたとしたら、そっと「頑張りすぎだよ。休みな」と言ってあげてください。イライラは、性格がそうさせているのではなくて、疲れているだけですので。。。

東洋医学は、他人に優しくなれる。そんなメリットもあるんですよ!


東洋医学では、個人の体質をとても大切にします。

人が、体調も心も万全であるとき、
図で表すと、綺麗な五角形で満たされています。

しかし、疲労やストレス、寝不足などに陥ると、
綺麗な五角形の1部が欠けてしまします。

その欠ける部分が、どこから欠けやすいのかが、
東洋医学でいう個人の体質の部分になります。


胃腸から欠けやすい人もいれば、
むくみやすい人もいて、
眠れなくなる人や、
怒りやすくなる人も。



私も、ついこの前までは、
「体質の良いところを伸ばして、苦手な部分もあるよね、仕方ないね」
と思っていたのですが、

息子を育てて思ったのは、
「苦手だから放置するのではなくて、そういう特性を踏まえて、どうしたらその部分をカバーできるのかを考えることが必要で、それが底上げに繋がるんだな」
と思うようになりました。


東洋医学は、抽象的な部分が多いので、どう具体的に落とし込んでいくかは、
鍼灸師それぞれによって、捉え方が変わっていくもの。
この考え方を手に入れてからは、また一つ東洋医学の見方がレベルアップしたように感じています。



あ、また前置きが長くなってしまいましたw



今日は、4つの体質のうち、【腎タイプ】についてお話しさせていただきます♪



成長・生殖・老化と、水のコントロールが腎です

「腎」と聞くと、みなさんは何をイメージしますか?
きっと多くの方は、泌尿器系をイメージされると思います。

東洋医学の「腎」は、そのイメージのままでOK!

トイレが近かったり、膀胱炎だったり、
尿の代謝、すなわち、体のお水関係をコントロールしている役割があります。


腎の大きな特徴としては、「夕方」というのもキーワードです。

夕方になると、むくみやすいのよ…
夕方になると、どっと疲れるのよ…

なんていうのも、「腎」が疲れている証拠です。




ここからが、東洋医学の世界になるのですが、

「腎」は、水のコントロールよりも、もっと大きな役割を担っています。
それが、成長や老化です。

子供は、みな「腎」が未発達です。
「腎」が成長することで、心も体も成長し、そして満たされたとき、月経がやってきます。
男の子も一緒です。


成長もピークに達し、「腎」がどんどん落ち着いてくることで、人は「老化」と向き合います。




良い男選びは、腰をみろ!

「腎」というのは、人としての土台のようなもの。
子供が、駄々をこねたり、本能的な行動が多いのは、「腎」が不安定だからと言われています。


人は、自分を守るようにプログラミングされています。
不安や恐怖、ネガティブなことは、自己防衛として避けられない生き物です。

この時、ある脳の一部が働きます。本能なので、何よりも早いスピードでその部分が働きます。


しかし、大人は、考えることができるので、スーパーでお菓子買って!!!!とは、駄々をこねません。
これは、本能より、今の行動によって、未来がどうなるのかを予測できるからです。


「ここで、お菓子買ってって言ったら、周りの人どう思うかな…」
と考えることができるのが大人です。


本能 VS  考える力 の戦いで、どっちが勝つかで、人の発言や行動が違ってくると言われています。
この、脳の考える力を支えているのが「腎の力」であり、また、衰えていくのも「腎の弱り」です。



ネガティブな感情を発している同僚や友人がいたとしたら、
「今は、本能の部分が、活性化している時期なんだな〜
腎が弱っているんじゃないの?」
と思ってあげると、少し優しくなれませんか?
私だけかな?www




私の先生は、「良い男選びは、腰をみろ」という名言を残しています。
腎の様子は、腰を見たらわかるのが鍼灸師です。

きちんと考え、堅実的で、本能をコントロールできる大人こそ、
腎がしっかりしている証拠なのです。


もし、腎が弱そうな方が周りにいたら、
腎のツボにお灸してあげてくださいね!

子供も然り。
腎をしっかりしてあげることで、脳の発達が良くなると言われています。
腎は、塩分に弱いので、やっぱり味覚って大切だよねと思っています。


無月経、早発閉経、AMHが低いのも「腎」に関係する

人は、「腎」の成長と共に、発育し、「腎」の衰えと共に、老化をしていきます。
そして、初潮や生理に関しても、「腎」はとても重要な役割を担っています。

一概に、全部が「腎」の影響です!と言えないのですが、
「腎」がしっかりしてこないと、なかなか生理の問題が解決しないのは事実です。


パルシェでたくさんの患者さんを診させて頂いていると、
「初潮から、月1回で生理がきたことがない。」
「気が付いたら、ずーと不正出血で、1年中不正出血です」
なんて方もいらっしゃるのです。


そんな方は、「腎」の働きを疑ってみることも大切かもしれません!




愛され上手な腎タイプ


腎タイプの方は、いろいろな方に気を使えるのが特徴です。
腰が低く、優しい性格の方に多いよう。


疲れが顔に出やすく、
「疲れてる?」と声をかけられることが多い方は、腎タイプかもしれません。


新しいことに目移りするというよりは、
じっくり同じ環境で、腰を据えて取り組めるのも腎タイプの特徴です。


腎は、水分代謝に大きな影響を与えることから、
乾燥しがちに。
乾燥するのに、むくみやすいなんて症状も、腎の大きな特徴です。



アンチエイジングに力を入れて!疲れを溜めない工夫を。

同年代の方より、少しだけ、「老化」の症状が出やすいのが腎タイプ
体質だから仕方ないけれど、ちょっとの工夫で、少しでも老化を食い止められることができるかも!?



疲れが溜まりやすいのが腎タイプ
肉体的疲れでも、精神的な疲れでも、結局…心も体も疲れてしまいます。


腎タイプの方は、ご自身に体力がないことを自覚されている方が多いです。
体力がないからといって、休息を重視するのではなく、
できる範囲で、今の体力を落とさないことに注目することも大切です。

登山などの、足腰をよく使う趣味は、
腎タイプには、最高です!


疲れすぎは、よくないけれど、
動かなすぎは、もっとだめ!!!



また、疲労回復には、ビタミンBやミネラルです♪

ネバネバした食べ物、
オクラや山芋、納豆なども良いですし、
ある程度の塩味も大切です。

腎は、塩味で元気も出しますが、とりすぎると弱らせてしまいます。
そのバランスが、難しいですよね〜

ご自身のむくみの状態や、夕方の疲労感などを参考に、
塩分量を決められても良いのかもしれません!


年齢を重ねると、みなさん腎タイプになって行きがち。

良いアンチエイジングとは、足腰の丈夫さと、上手な塩加減。
意外に世間で言われていることの裏付けが、全て東洋医学からきている!

東洋医学は、みなさんの身近にたくさん転がっているんですよ〜

私の気ままなパルシェブログ。

皆様、体質別に記事を書いていたこと、覚えていますでしょうか?

今書きたい!という欲求を優先することから、
シリーズものが書き終わらないという現象が起きる私。
そろそろ、書き切ろうと思います。


東洋医学は、自己診断ツールにも使えます

東洋医学は、健康のツールだけではなくて、
体質から生み出される基本的な性格や思考回路、好きな味覚まで
たくさんのことを導いてくれる、自己診断ツールであると私は思っています。

そして、ここが、私が東洋医学にハマった、大きな理由の一つです。

自己診断と表現すると
占いのような
宗教のような感覚を抱かれる方も少なからずいらっしゃると思いますが、
「ストレングスファインダー」という自己診断ツールは、
大きな企業では人事配置をする際に使用されたりと、
会社でも、適材適所に人を配置することの重要性を、感じているところも多いそう。


東洋医学も、世界的な企業とまではいかなくとも、
自分自身のことを知る上では、最強の自己診断ツールであると思っています。




大きく4つの体質に分けられる

東洋医学は、みなさんが今まで使ったことがないモノサシで、
体の中を覗き見しています。

長さでいうと、cmやKmで話してくれたら分かるに、
10フィートと言われると困りませんか?

それと同じように、今まで聞き慣れない単位によって、
体を分類していきます。



①気・血・津液という体を構成している基本物質
②五臓六腑のバランス
③冷えと熱のバランス
④心の安定

鍼灸学生でも嫌になりそうな言葉の羅列…
大きく分けると、この4パターンで体の中を覗き見しています!



パルシェでは、

②の五臓六腑のバランスというものを、

とても重要視しています。


五臓六腑とは、内臓のこと。
そして、大きく4つの内臓をピックアップしています。



循環器系の肝タイプ
胃腸系の脾タイプ
呼吸器系の肺タイプ
泌尿器系and生殖器系の腎タイプ


あえて、〇〇系と西洋医学と合わせてみましたが…
【似て非なるもの】くらいに思っていただけると嬉しいです。


過去に書いた、【肺タイプ】の記事はこちら





過去に書いた、【脾タイプ】の記事はこちら







前置きが長くなって、【体質】までたどり着かなかった!!!!

本当は、
【体質】堅実さと優しさがピカイチの腎タイプ
を書こうと思っていたのですが…
今週、来週を使って、残りの2つも書き切りたいと思います!

新年、あけましておめでとうございます!
いつも、私の自由気ままなブログに、お付き合い頂き、感謝しています。

今年も、東洋医学が皆様の身近な存在になれるように、
「へー!」「おもしろ!」「わかる!」の3拍子をテーマに、
お届けしたいと考えています。


さてさて、私は1月を「IT強化月間」と名付けまして、

大嫌いなITの接続関係、
ごちゃごちゃなクラウドの中身の整理
携帯の機種変更などなど

とにかく、頑張っております。笑


このブログも、別のサイトへ移動しようか…
そんなことも考え中ですので、また後日お知らせしようと思います。



3日に1回は、便秘ではない!?

さて、本題です。
そもそも、便秘の定義とは、なんでしょうか。
便秘とは、排便が順調に行われないため、便が大腸内に長時間滞留すること。
排便の間隔が長くなる。排便時間が長くなる。排便が困難になる。便意はあるがスムーズに排泄できない。


勘のいい、パルシェの患者さんはお気づきでしょう!
(キンプリがファンをティアラと呼んでいるように、私も何かパルシェの患者さんの呼び名つけたい)


そう!実は、排便までにかかる、明確な日数は定義されていません。

こういうところが、東洋医学っぽくて好きなのですが、
自分の基準で、排泄できていると、それは、便秘ではありません!!!



2日1回、コンスタントに出ていたらOK!
3日1回でも、OK!

逆に、
毎日出ていても、残便感があってスッキリしないとか、
スムーズに出ない、
1日3回出るなどなど

何かしら違和感があると、毎日出ていても、便秘です。


便秘にも種類があります

本題までの、前振りが長いので、
ここはサクッといきますね!

・食べ過ぎによる便秘
・運動不足による便秘
・便を排出する元気がない便秘
・冷えによる便秘

大きく4つに分けられます。


ファスティングってご存知ですか?
ギュッと栄養素を濃縮させた酵素を飲み、固形物を取らずに体の中をリセットする健康法です。

私は、基本胃腸強め、飲みすぎ食べ過ぎタイプなので、
この方法は自分に合っているなと思うのですが、

元気がないタイプや冷えが強い方が行うと、
逆に症状を悪化させるとこに、繋がります。


実際、私の知り合いが
「ファスティングやると、便は本当によく出たけど、体が寒くて寒くて、異常だった」
と話していました。

皆様、自分のタイプを把握するって大切ですよ!



食べ過ぎは、胃に余計な熱を運びます

以前のブログで
「私は、7割くらい虚熱探しをしています」
と、書かせていただきました。


⭐︎足の冷えと虚熱くんのお話
http://parchez.blog.jp/archives/38976676.html


虚熱は、嘘の熱。

そう。

食べすぎると、胃が普段よりも活発に働きます!
活発に働くと、余計な熱が生まれます。


千と千尋の神隠しのカマ爺が、まさに胃熱のイメージにぴったりです。

お風呂を沸かすために、カマ爺、一生懸命働きます!
汗かいて、ボイラーの熱を、炊き続けます!!!!

胃も、消化するために、一生懸命働きます!

すると、
その余計な熱が、お隣にある、腸の水分までも飛ばしてしまうのです…
腸の水分がなくなると、乾燥し、便秘になります。


尿が黄色かったり、
口臭がある方、口内炎が出来やすい方は、胃熱が多い証拠です。

食べ過ぎだけでなく、ストレスでも胃熱は起きますので、
慢性的な方は、ご注意を。
(超悪化すると、胃潰瘍になるよ…)



改善策は、簡単です。
胃を休めましょう!

以上!笑

鍼で、胃熱を治めることができるので
節制したくない方は、一言お声がけください笑

私も…晩酌やめるなら、鍼で胃熱治めたいタイプなので、
プラマイ0でいいんじゃないかと思っている、ダメな鍼灸師です…

口臭が気になる方も、実は鍼で体が整ってくると、気にならなくなります。
タブレットを食べるのもいいですが、根本を見直すことも大切ですよ!

(コンビニ横のタブレットの所に、鍼の紹介置いたら、鍼灸流行るかな…)


運動不足も便秘になります

大腸の仕組みとして、
食事をしてから、24〜72時間かけて、胃→小腸→大腸をめぐって排泄されます。

むにゅむにゅ、大腸が動いて、少しずつ出口に向かって行きます。

青虫が、ニョッキニョッキ動いているのをみると、大腸を思い出すのは私だけでしょうか?
絵本のはらぺこ青虫が大腸に見えるという………


この、むにゅむにゅした動きが、
お正月の運動不足により、滞りを作ることで、便秘になります。

「平日は上手に出ないのに、ストレスがない休日は出るんだよね」

というタイプは、同じストレスでも胃熱ではなくて、こっちのタイプかもしれません!


大腸のツボは、腰にあるので、
ウエストあたりをしっかり回して、
お正月の運動不足を解消してあげましょうね!




お正月休みを、食べ過ぎや運動不足で過ごせるということは、
とても幸せなことだと思っています。

良いお正月だったのだなと、ほっこりしながら、
患者さんのお話を聞かせていただいています。


日常の不摂生やストレス、季節の変化に揺られながら、
日々を一生懸命過ごす皆様を、
陰ながら応援させていただけたら、
とてもとても嬉しいがぎりです。

今年もよろしくおねがいします!















いよいよ冬がやってきましたね〜
寒くなり、年末が近づいているなと感じる日が増えてきました。

今日は、体質のお話し第2弾!
肺タイプに続き、胃腸タイプのお話しです。


胃腸タイプの代表といえば!水卜麻美アナウンサーです。

④の回では、肺タイプは、羽生結弦くんタイプだよーとお話ししました。

今日は、同じ色白タイプではあるけれど、
タイプが違う「胃腸タイプ」体質のご紹介です。


色が白くて、ぽちゃぽちゃしている、癒し系
【胃腸タイプ】の代表といえば、みんな大好き、水卜アナウンサーです♪


そこにいるだけで、親しみがあって、場の空気を穏やかにしてくれる人っていますよね〜
そういうオーラを放っているのが、この胃腸タイプです。
天性の癒し系です。


東洋医学では、体質別に、思考の癖のようなもの分類されています。

胃腸タイプは、体調が傾いてくれば来るほど、
思慮深くなり、いろんなことを考えてしまいがち

見方を変えると、常日頃から、色々な人の立場になって考えられるので、
多種多様な方に上手に接することができるのだと思います。

一度始めたことは、ずーと、続けることが得意なのも、この胃腸タイプの特徴です。
あまり、変化を求めることは好きではありません。




もし、我が子が、胃腸タイプの子供だったら…

私は、学校が変わる時、クラス変えのタイミングの時。
いつもより、心のケアを重点的に行うと思います。

変化を、楽しいと思うより、不安でいっぱいになっちゃうのが胃腸タイプさん。

慣れや安心を大切にしてあげるのも、一つのポイントだと思います。

そうは言っても、
ストレスも耐性なので、
与えて耐性をつけるのか、
与えないように回避するのか。


子育ては、それぞれたくさんの思いが込められていると思います。
それプラス、体質を知ることで、生かせることが、さらに見つかるといいなと思っています。




過食も少食も、胃腸タイプの仲間です

胃腸タイプといえば、
「胃が弱い」「下痢ばかりしている」というイメージかもしれませんが、
実は、「過食(甘いもの好き)」「便秘」も同じ胃腸タイプです。


簡単に分けると4タイプだけど、

そこから、
陰キャ、陽キャタイプにも別れ、4×2で、8タイプ
瘀血(オケツ)なども加われば、9タイプ
熱や冷えの関係性を考え、13タイプ

体質は、胃腸だけど、今はストレスも加わって…などなど、
どんどん細分化されていきます。

これが、鍼灸がオーダーメイドと呼ばれる所以です。


無理矢理⁉︎、4タイプに分けるので、笑

胃腸よわよわも、異常な働きをしているオーバーヒート現象も同じ胃腸タイプになります。


胃の調子や、お通じの調子、食欲などは、
自覚がしやすいため、
自分が胃腸タイプだと、自覚している方がとても多いです。
そして、自分はこうだからこうする!という、体の特徴をしっかり把握している方も多いです。


ぽちゃぽちゃしていて、筋肉がつきにくいのも、このタイプの特徴です!
スポーツジムに通って、筋トレをするよりは、
ピラティスなどで体幹を鍛える方が、体質的には向いています。

美しさの基準は、いろいろありますから、
自分に合った鍛え方ってとても大切です!



東洋医学では、
体質云々を抜きにしても
総合的に、胃腸の働きが、健康を語る上では外すことができない、とても大切なkey臓器となっています。

胃腸の働きは、とても重要です。

自分で口にしたものからしか、体は作られません!
元気の源も、血液も、水分も。
胃腸がいい状態だと、効率よく吸収できるのです。




思いすぎ、考えすぎと、甘い欲求の整理整頓を

「あれもこれも、どうしようかな…」と考えながら、甘いものをパク…
「もう少ししたら、家事しなきゃな…」と考えながら、甘いものをパク…


甘いものというのは、脳をリラックスさせる働きがあります。
疲れたり、思考が一杯一杯になると、
脳や体をリラックスさせたいと思い、
人は甘いものが欲しくなります。


甘いものが全て悪ではありません!!!!
私も今日、クリスマスケーキを予約しました♪


ただ、疲労を解消するために食べたスイーツが、次なる疲労感を生み出していること。
そして、老化を加速させること。しわを作ります。(これ一番嫌…)
むくみやすくなり、冷えやすくなる…
肌荒れの原因にも…


脳内のリラックスと引き換えに、たくさんのデメリットもあることを
知っているということが大切です。



甘いものが欲しい!という欲求は、体が、一杯一杯になっている証拠です。

胃腸タイプの皆さんは、
決断することや、思考の整理整頓がちょっと苦手。

どうしようかな…と考えて、一杯一杯になると
甘いもので、体も心も、緩めたくなります。
日常的に、ホッとしたくなります。



一杯一杯の体を、甘いもので緩めるのではなくて、
じっくり自分に向き合い、思考の整理をしてみるのもお勧めです。

何に困っていて
何に迷っていて
何に気を遣っているのか


私も、定期的に思考の整理時間を設けて、
ノートに書き出すようにしているのですが、
頭の中がスッキリすると、不思議と体もスッキリします!



胃腸タイプは、
胃腸を大切にする過ごし方はもちろんですが、
思考の整理も心がけてみると
さらに一歩、
スッキリ感を味わうことができるかもしれません。

お勧めです!

















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