鍼灸パルシェ 東洋医学で日々の暮らしをポジティブに

鍼灸師の知識と、本から得た着想をヒントに、皆様が「ごきげん」に暮らせるヒントを発信中

パルシェブログのコンセプトも決まりまして、
書き出していきたい気持ちにあふれているのですが…

昨日の我が家のとっくんが
独特すぎる性格を、遺憾なく発揮した事件が発生したので、
ここでお話させてください!


お休みの昨日は、とっくんの予防接種でした。
お医者さんで、聴診器や喉をみられるくらいでは、泣かないとっくん。

看護師さんからも、お褒めの言葉をかけてもらいながらも…
流石に、2本も注射を打たれると、大泣きです。
(ここだけの話、2本目、先生若干失敗したよね?と、思った私。
皮膚と針の入る感じを見ていると、痛い針か痛くない針か見えてくる。鍼灸師あるある。
それ絶対痛いわ!って心の中で先生にツッコミを入れていたが、笑顔で診察を終える)



もちろん、お会計を待つ間、待合室で大泣きのとっくん。
母心としては、「注射頑張ったね」と頭をなでなで。

しかし!!!!!
急に!
「先生のいる診察室へ戻るんだ〜!!!」
と、私の手をひきながら、号泣するとっくん。

(え?注射のクレームでも言うのか?と思った私)


彼は、泣きながら、私の手を引っ張り
「魚!魚!!!!」


そう。彼の泣いていた本当の理由は…
先生の診察室の中にあった、魚の水槽を見たかったから!!!!!!


魚好きの彼は、先生の部屋に綺麗な熱帯魚がいたことを、即座に把握していたんですね〜
子供の観察力は恐ろしい…


もちろん、2本の注射で、初めの泣きを誘発されたことは事実だと思いますが、
途中から、
「あれ?魚の水槽がないんだけど!あの部屋、戻る!」
に変わっていたとっくん。


待合室で、
「魚!魚!」と叫びながら、大号泣したので、待合は失笑です。

「注射じゃないんかい!」と、私もツッコミを入れてしまい、完全なる変な親子です。


そそくさと、
PM4時からマリンピアへ行った山本親子の休日でした。

しかし、良いこともあり…
夕方のマリンピアは魚たちが活発です!!!
夜行性が動き出す時間なのかな?

タコが水槽内を優雅に泳いでいて、なかなかびっくり。

夕方のマリンピア、おすすめですよ〜笑




東洋医学は、何千年と変わらないもの。

しかし、いくら東洋医学は変わらなくとも、


着物を着ている時代の話と、
iPadでブログを書いている私の生きる時代は

やはり、考え方も感じ方も異なる部分が出てきます。


最近は、子どもに関する文章を読む中で、


「東洋医学の言いたいこともわかる。けど、今の女性にはなかなか難しいよね」


そう感じることもたくさん増えてきました。




子どもの病については、
少なからず、母と子の関係について書かれています。
残念ながら、健康に関して言えば、父親の存在はあまり重要視されていないようです。


⭐︎生まれてくる子供の丈夫さは、母親の血の保有量に比例する
→私が今風の言葉に直した一文ですが、こんなことが書かれていました。


だから、妊娠前の女性の血液の状態、=生理の状態って大切だよ
何千年も前から、今現在も変わらず言われていることなのです。


なかなか子供が授からず、治療している方の多くが、
「血」が足りないか、「血」の状態が悪いか
「血」に関わる方がとても多いです。
女性の妊娠には「血」が重要です。


しかし、この現代社会において
女性が「血」を大切に、自分の中に蓄えて置けるだけの環境って、
本当に難しいなと思ってしまいます。


仕事と家庭、育児等
時間はあるけれど、なんか時間がない!
そんな風に思っている方、多いですよね〜

古典が書かれた時代の女性にして見れば、
自由に車に乗って、働きに出ていることすら
信じられないでしょう。




「血」は、胃腸の丈夫さや口にしたもので作られます。
そして、考えること、目を使うこと、動きすぎること、ストレス…
さまざまな活動で消費されて行きます。

当たり前ですが、作られる量より、消費される量が多ければ、
体の中には、蓄積されません!

生理は、生殖活動のための現象なので、
自らの命を守ることが最優先となり、
足りなくなれば、繁殖行動には行き渡りません。

無月経になったり、極端に少ない量になったり。




だからこそ、

こういう鍼灸や健康関連があって、
忙しい女性を応援することができるのだと思いますが…


東洋医学の行っていることは、腑に落ちることばかり。
しかし、今を生きる私たち一人一人の意識を変えていくことも、
本当に大切な世の中だなと思うようになりました。




女性も、自分らしく生きるためには、
もっともっと、自分を大切にして欲しい。



子どもを授かる前に、自分自身の体調を整えておくことは本当に大切です。
妊娠すると、お腹の中で「血」を分け与えて子供は成長するし、
出産で血液を大量消費し、母乳も血液ですから、産後の体調にも影響してきます。


しかし、できないからといって、決してだめではありません!


何でもかんでも、母親のせいではありません。
病弱な子どもも、その後の暮らしで元気になれるし、
暴れん坊も10歳くらいには落ち着きます。





東洋医学も現代風に捉えておかないと、
読んでいて、
無理なものは無理だよね
という
気持ちになったというお話でした。

引き続きお届けします、子供と東洋医学シリーズ!

大人にも同じことが言えますので
ご一緒にお読みいただけたら幸いです。


まだまだ寒い日が続き、風邪のシーズンが本格的になってきました。

風邪さんが増えるのは、
寒さのせいよりも、密閉した空間や乾燥によるものと言われています…が…

体温が1度下がると、免疫力は3割減少する
人の免疫力は寒さに弱いのです。

やっぱり子供も大人も
体は冷やさない方が、何にとっても良いことばかりです。


肺タイプは、羽生結弦さん的色白プリンス

我が家のとっくんは、
「癇癪持ちの肝タイプ」とお話ししました。


「どうもうちの子…よく風邪をひくんだよね〜…」
「肌が弱くて、おむつかぶれ起こすのよ…」

こんな症状に困っている方、いらっしゃいませんか?


大人であれば、喘息があったり、化粧かぶれがしやすいのも、このタイプに入ります。




東洋医学では、大きく4つの体質に分かれるのですが、
その中の一つ
「色白美人の肺タイプ」があります。

鍼灸師みんなが口を揃えていう、肺タイプの代表的人物は
スケート界のプリンス ⭐️羽生結弦さんです⭐️


彼は、典型的な「肺タイプ」


色が白くて、手足が長くて、
すら〜とした体型です。

そして、ちょっとロマンチストな感じも、まさに肺タイプの特徴です!

あの大舞台で、あの表現力を発揮できるのは、
生まれながらにして自分の世界観に没頭できる「肺タイプ」の気質を持っているからだと思います。

ぜひ、肺タイプのお子様には、
ダンスやスケートなど、表現力を問われるスポーツを
させてみてはいかがでしょうか?



呼吸器と皮膚はお友達

羽生結弦さんが、喘息の症状があることを知っている方も多いと思いますが、

この肺タイプの方は、
呼吸器の病気になりやすく、肌がちょっと弱めという特徴があります
(アトピーの肌の弱さは、また別ジャンルになりますのでご注意を)


肺は、

一般的にも、呼吸をコントロールしているのは知っていますね!
息を吸うと大きく膨らみ、息を吐くと萎んでいきます。
体の中に、酸素を取り込んで、体の中で生まれた二酸化炭素を外へ排出する、空気の循環を行なっています。




東洋医学でも同様に、
呼吸をコントロールしているのは、肺です。

しかし、これだけではなくて、他にも、
皮膚の乾燥や便秘などにも関係していたり、
体の免疫部分を大きく支えてくれているのも、肺の働きによるものと言われています。



西洋医学的には、外から侵入してくるウイルスは、口から感染すると言われていますが、

東洋医学では、皮膚からも侵入すると考えられています。

特に風邪は、肩甲骨の内側あたりから侵入しやすく
風門(ふうもん)と呼ぶツボがあるほど。
邪が侵入してくるだから、風門です。



風門以外にも
皮膚全体には、たくさんのツボがあります。

いつでも誰でも、出入り自由のウェルカム状態だと、
体の中の良いものは、出ていってしまうし、
外からの悪いものも、平気で入り込んでしまいます。

それを、しっかり門番として、
入っていいものとダメなものをコントロールしているのが
肺の働きです。


肺が作り出す、分厚い防衛壁こそ、
東洋医学が考える、免疫力です!


ですので、
肺は呼吸器だけではなくて、皮膚全体にも関わってくるので、
肺タイプの方は、
呼吸器が弱くて、皮膚の弱い方が多いです。


昔は、寒風摩擦が風邪の対策として考えられていた通り、
皮膚を丈夫にすると、呼吸器が強くなり、風邪をひかなくなります。


その当時を回想して
あえて、私から付け加えるのであれば、


肺タイプの方が、集まって寒風摩擦をすればいいと思うので、
肝タイプの私は、そもそも発散のしすぎで、疲れを引き起こしているので、いきたくありません笑

ラジオ体操的な集まりは、あんまり行きたいくない小学生でしたので、
今でもそういうのは面倒なタイプです…



話はそれましたが、
寒風摩擦は、皮膚を擦ることで、発散が促されます。

この「発散が気持ちがいい!」と感じるのが、肺タイプの大きな特徴です。
日常的に「発散が心地よい」のです。

走るのが好きだったり、歌うのが好きだったり♪

ストレスが溜まると、肺の働きが低下してしまうので、
気持ちも鬱々してしまうのが肺タイプ…

ですので、呼吸を滞らせないように、
あえて、呼吸器を活動させる行動を好み、
全身に空気を循環させようとするのだと思います。


うちの子、肺タイプかも…と思ったのであれば、
小さいうちから、なるべく外で遊ばせて、
発散!発散!を心がけてみると、
肺の働きが強まり、風邪をひきにくくなってきます。

付き添いの母は、ぜひ、厚着をして冷え対策を!


大人も一緒です。
肺の働きが低下して
気持ちが鬱々し始めたら、無理矢理でも外で走りましょう!
汗を流して、全身に空気が行き渡れば、気持ちはスッキリすること間違いなしです♪



肺タイプのキーワードは、「発散」です。
秋晴れを狙って、ぜひお外で遊びましょうね!





体質別の話を書こうと思っていましたが、
ちょうど透明な鼻水を垂らして帰ってきたので、
自宅でツボをしっかりと温めてみました!!!


風邪の症状がある時は、
首の下〜肩甲骨の間をしっかり温めることがPOINT⭐️

ツボの名前でいうと、
①大椎(だいつい)、②風門(ふうもん)、③肺兪(はいゆ)付近

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この辺りには、呼吸器をコントロールしているツボがたくさん集合しているので、
一気にまとめて、
広い範囲で、じんわり、ゆっくり、深〜く温めることがポイントです!


子供はじっとしていないので、自宅でお灸をすることは難しいです。

ですので、ペットボトルに温かいお湯を入れて、
コンビニで売っているホットのお茶くらいかな?
私はハンカチを当てながら、くっつけたり、離したりしながら、
時間をかけて温めて行きます。


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ツボを触っている感覚の話になるのですが、
ツボの表面だけ温かく、まだ底冷え状態が残っていると、
3秒くらい触っていると、じんわり冷たさが手のひらに伝わってきます。

この状態だと、まだツボが熱を求めています!

もう少し、じんわり、ゆっくり温めてあげることで、
ツボ全体に、しっかり熱が加わる感じがあります。

こうなると、温め成功です!!!!!


いきなり、熱めの温度を加えてしまうと、
熱を蒸発しようとする力が働くので、
逆に発散を促してしまい、熱を放出させてしまいます。


温かい温度で、じっくり、ゆっくりが大切なキーワードです♪



このあたりにあるツボで
④身柱(しんちゅう)があります。

「身体の柱」という名前がついている通り、
子供の発育には、とても大切なツボです。

少し虚弱体質の子や、よく風邪をひく子は、
この身柱を常日頃から、
じっくり温めてあげることが大切です。


1歳前の赤ちゃんなら、
ミルクを作ったついでに、1分くらい当てておくでもいいですし、
温かい手のひらで触りながら、
一緒に遊ぶでもよし!

私はついつい、YouTubeに頼ってしまいますが、その間はじっとしてるので好都合なお灸タイムです♪


元気な時にこそ、
じっくり、ゆっくり、ツボを温めてあげることが大切です♪






明日、鼻水が止まっているといいな!

それよりも、背中を温めてから眠りについたおかげか、
今日はいつもより、深い眠りについている感じ!

= 私のパラダイスtimeが長めに確保されるので、一石二鳥です!

ブログを書いて、Netflix2本、見て、
見事にリベンジ夜更かしです笑



この時期は、風邪をひいていなくても、冷えで鼻水が出る季節ですので、
背中をゆっくり、じっくり温めること。

時間のある時で大丈夫!
是非、試してみてくださいね!

前置きが長くなってしまいましたが、
どんな風に私が活用しているのか
簡単に書いて起きたいと思います!


息子くんのあだ名を…とっくんにしますね!


とっくんは、「生まれた時からイヤイヤ期」と私は表現しているのですが、
自我がとても強い子で
自分の意思をしっかり持っているタイプです。


陰キャ、陽キャの回でも軽く触れましたが、
発散が得意な陽キャに属していると思います。


基本体質は、五臓六腑の繋がりで考えるのですが
(この辺はそのうち説明するので、サラッと流してもらって大丈夫!)

肝タイプの母親と、
肺タイプの父親から生まれた

肝タイプだと思われます。
私に似ているので、彼の言い分が手にとるようにわかる笑



しかし、子供は日々成長しているので、
この段階でこういう体質!と、決めつけるのではなくて、
「今は肝タイプの要素が強いな〜」程度で思っています。


この肝タイプというのは、
いわゆる癇癪(かんしゃく)を起こしやすいタイプ
スーパーで駄々をこねているのは、きっとこのタイプが多いと思います。

まさしく、「生まれた時からイヤイヤ期」!
とっくんも、カートから脱走して、納豆のパックを持ちながら、裸足で原信を歩いた経験あり…


しかし、裏を返すと、夢中になれるものへの集中力が半端ない!

とっくんは、魚系が大好き!
(マリンピアに連れて行きすぎたのかも…)

魚カードを眺めたり、並べたり、
魚図鑑を見て「いるか!たこ!」と、指差ししながら教えてくれる、集中力はピカイチです!

将来は、学者タイプか?なんて、思いながら、
彼の好きなものへの集中力を、今は伸ばしてあげたいなと思っています。



こういう感じで、東洋医学の体質がわかると、
病気のことだけでなく、基本の性格、集中力の上げ方、などなど

なんとなく、どういうタイプで、どういう接し方をすればいいのかが分かるので、
扱いやすいのかも。。。
私に似ているから、特に扱いやすい!!


また、好きな味覚からも、体質が予想できるので、
食事の味付けもしやすくなります。


肝タイプは、酸味を好みます。

とっくんは、もずく酢を酢ごと飲み干すので、
ちょっと心配になりますが、酸味が大好き!

その反面、甘いものは好みません。
クッキー系のおやつは、園では食べるのに、家では食べません。
封を開けたクッキーは、大概私が食べる羽目に…


けど、まぁ、体質的に求めてないので、全く気にしていません。


世の中には、リーダータイプの子もいれば、
マイペースな子もいたり、
やることを促してあげた方が、乗っていけるタイプの子もいたり、
視野が広く、いろんな遊びを同時進行を進める方が得意な子もいたり、
みんなそれぞれ特徴があります。


東洋医学を知っていると、
色々な応用が効くのでとても便利です!



とっくんの特徴は、
グッと集中する反面、一気に沸点まで達します。
その勢いの早いこと。

ですので、常日頃から、
頭に血が登ることを鎮めるように意識して、鍼をしています。

鍼を出すのがめんどくさい時が6割くらいあるので、
手でツボ押しをします笑


耳の上、側頭部と呼ばれる部分を
シャンプーをしながらや、TVを見ながら押してあげたり、

身柱(しんちゅう)と肝兪(かんゆ)いうツボを手で温めたり。


背骨に沿って、上から下へ
1秒間に5㎝進むスピードで撫で下ろします。
(このスピード感大切!
これは、とっくんでいろんなパターンを試したけれど、このスピードがハマれば、面白いように癇癪が沈む、イヤイヤ期におすすめ)


やっていることはこのくらいです。


あとは、鼻水が出たら、肺のツボを足してみたり、
おへそを温めたり。

その時の症状によって追加しますが、

元気な時にする鍼が子供にとっては一番いい鍼なので、
体質に合わせた基本動作を3つくらい覚えたら
あとは、時間のある時に、さすってあげるだけ!!!!



できそうかな?
鍼灸師だから簡単なのかな…

けど、きっと、ママならできる!www



これは、とっくんの1事例なので、
次からは、体質の解説とツボの解説をして行きますね!





















私には一人息子がいます。

彼は、生後75日で集団生活を始めました。

集団生活を始めると、風邪や感染症をもらいやすくなり、
仕事の途中でお迎えコールがなる…
先輩ママさんや、子育ての漫画を読んでいるとそんなことが書かれていて、
我が家もどのくらい呼び出しがあるんだろうか…
とても心配をしていました。

しかし、蓋を開けると、
お呼び出しがあったのは、たった1回だけ
発熱したのは、全員がかかるとされている突発性発疹のときのみ

コロナウイルスの関係で、
先生たちが、消毒や換気を徹底してくださっているおかげかもしれません。

子供は一人なので、
彼自身の個体差なのか。
常日頃から、彼の健康に目を向けているからなのか。

真実は、正直わからないところではあります。

しかし、東洋医学の人を診る知識は、
言葉を話せない&うまく言葉で表現できない子供たちや、
障害のある方の、お役に立てるのではないかと思いました。


東洋医学は、患者さんの発する言葉以外に
脈を触って、体を触って、舌をみて、顔色を見て、匂いや声のトーン、足音まで
さまざまな感性を研ぎ澄ませて、総合的に判断します。


他人を診るのは大変かもしれませんが、
自分の家族を見るのは、ちょっとの知識があれば大丈夫!

どんな名医より、ママパパが最高の名医ですから。



病気でなくても、いいんです!東洋医学は予防医学ですから

正直、我が子だと、適当にやってもいいか♪くらいの気持ちでしたが、
皆さんのお伝えするには、知識の裏付けが足りなくて、
子供の漢方や小児マッサージなどの書物を読みました。

しかしどれも、
「発熱したら〇〇」「便秘なら〇〇」で、なんか違う。。。


書かれている年代もあるのか。
書いているのが、男性目線なのだろうか。

女性の社会進出に伴い、「ワーママ」というワードが、ここ3年くらいで出来上がった今のご時世。
どうも育児をしている女性の気持ちが分かってない!


子供が風邪をひいた時点で、親は大変なので、
いかに、風邪を引かさないか。
いかに、便秘で苦しまないか。
その前段階が必要なのに、
これについて書いているものが1冊もない!!!!



けど、これって、
未病と呼ばれる分野なので、
我々、鍼灸師の大得意な分野なんだなと気がつきました。


そもそもの考えの根底にあるもの。
それは、病気だから鍼をするわけではなくて、
元気な状態を持続させるために、私は子供に鍼をしています。


なので我が家の息子くんは、特に病気の症状があるわけでもない、なんでもない日。

それも、毎日ではなくて、
私の心の余裕がある日のみ!

家事が早く終わった日とか、
早くお迎えに行けて、夜の時間にゆとりがある日。

そんな時に、
「あ、今日鍼しよっと!」
こんな感じで行っています。



子育て中のママパパは、鍼に通わせたいと思っても、通うことすら大変です!
だから、通わなくていいと思います笑

どのくらい文字でお伝えできるのか、正直不安なところもありますが、
ご家庭でできる、健康維持の鍼を、
全力でサポートできたら、嬉しいです。


子供がいない方も、
手当は誰にしてもいいものです。

自分自身にしてもよし!
お母さんお父さん
旦那さん

ご家族にぜひ、暖かい手を差し伸べてあげてくださいね!

今日は、パルシェBlog番外編

東洋医学や鍼灸に関する話題ではないのですが、
パルシェについて、お話ししてみたいと思います。



少し、経営的お話しになるのですが、
「〇〇専門と打ち出した方が、
患者さんにわかりやすくて自分の肩書きになるんじゃないの?」
そんな風に言われることがあるんです。



特に開業した当初は、

自分の考えは、
ただの頑固なのか、
はたまた、貫き通した方がいい意思なのか。

陰陽好きの私は、
世の中の全てに
メリット・デメリットがあると思って生きているので
自分の2つの感情に揺れ動く日々が、多々あります。



そりゃ、そうなんです。

栗専門店のモンブランは、食べてみたいし
農家さんがやっている野菜レストランは、美味しそう

いちお客さん目線になると、そういう感情が生まれます。


しかし、パルシェは頑固として、専門店にはしませんでした。

※男性のみ、紹介でないと受け付けていないのは、
知らない男性と、一緒の空間にいるのは怖いという保身の理由でして、
男性の患者さんも、1割ほどいらっしゃいます。
身元が分かる方ならOKです!





先日、Instagramに
「我が家の息子くんは、全然風邪引かなくて元気だよ〜」
と書き込みをしました。

すると、昔いらしてくださっていた患者さんから、
こんなメッセージが届きました。


「うちの息子、しょっちゅう風邪ひくから、何歳から鍼ってできますか?」

この一本のメールが、専門店にしなかった頑固な私を、
全て肯定してくれたような、
パルシェが、パルシェらしくなったというか、
なんとも言えない、暖かい気持ちになりました。



こちらの方は、
お子さんがなかなか授からず、
鍼治療も併用しながら、大変な治療を乗り越え、
無事に、男の子ママになりました。


不妊治療から→妊婦時期→自分の子供



鍼治療って
その方のライフステージに、寄り添えるものだから。

ずーと、ずーと、
女性のライフステージに寄りそう鍼灸院にしたいと、思ってきたから、
なんだか、その思いが全て肯定された気持ちになりました。


これを書きながら、
いや、旦那さん連れてきている時点で
専門店にしない理由が、肯定されているじゃん!
って思いましたが、

私が、気がついていなかっただけで、
本当は皆さんが、ずっと肯定してくれていたんですね。
文字にしたからこそ、気がつけました。

遅い!!!!!

そして、ありがとうございます😭




女性は、いろいろな生き方を選択できるから、
男子よりも、自分の人生の決断する機会が多いんだと思います。

独身でいることも
結婚することも
専業主婦になることも
パートでいることも
会社員でいることも
子供を授かることも

男性も、今の時代はもちろん選択肢がたくさんあると思いますが、
育休を取るにしても
辞めてパートにしようかなという方は、
まだまだ少数派だと思います。


かつ、妊娠、出産、育児、更年期まで
たくさんの移り変わりがあります。

ライフステージが変わっても
ずーと、その方と一緒に歩んでいる感じが
パルシェらしくていいよね〜と思った出来事でした。


もちろん私も、まだまだ変わりゆく途中の人間です。

皆さんと一緒に、
しなやかに揺れ動きながら、
成長できたら嬉しいです。


次のブログは、
こちらの方や、
実は他の方からもメッセージを頂けて、
皆様のリクエストにお答えして、
子供と東洋医学についてのBlogを書いてみようと思います。

リクエストがあると嬉しすぎて、
新しい本10冊も買っちゃいました笑

ちゃんと伝わるように、頑張ります!

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