鍼灸パルシェ 東洋医学で日々の暮らしをポジティブに

鍼灸師の知識と、本から得た着想をヒントに、皆様が「ごきげん」に暮らせるヒントを発信中

タグ:体にいいこと

先日、美容院でも「パルシェblog見ています!」と声をかけてもらえて、本当に本当に嬉しかった山本です。
これをきっかけに、livedoorから、noteというサイトへ、移行しよう!という決心がつきました。

前々から、移行計画を考えていたものの、牛歩レベルでしか進まない私のIT計画…

パルシェの一歩ずつの変化を、一緒に楽しんでもらえると、嬉しいです。
また、お知らせしますね!




今日は、むくみのお話です。
女性なら気になる症状の一つのむくみ。

むくみ=塩分に気をつけなきゃ
と思っている方が多いのですが、実は、塩分だけではないって知っていましたか?


内臓の働きを大切にしているパルシェでは、
あなたのむくみは、体のどこに負担がかかっているのかを大切にしています。

ここ、とても重要!


あなたの、むくむ場所や、むくみ時間で、気をつける方法が違ってきます。

あなたのよく、むくむ場所はどこですか?
一緒に紐解いていきましょう!



あなたのむくみは何タイプ?

東洋医学では、体質をとても大切にします。
(過去回の体質まとめも、そのうち更新し直す予定です。そのうちばっかり…w)

その体質というのは、
・生まれ持ったもの
・その後の暮らしによって築き上げられたもの
この2つのパターンが大きいです。
どちらにせよ、体質によって、むくみやすい場所が違っています。


①【Key】足がむくむ、夕方、塩分
 むくみの定番が足だと思います。
世間のむくみグッズは、足のむくみを解消するものが多いと感じています。

みなさん、心臓はどこにあるかご存知ですか?
左の胸にあります。
この左胸のポンプが、一生懸命稼働していることで、足先へも血液が流れています。

しかし、血液の塩分濃度が高かったり、余計な水分が多かったり、立ちっぱなし(重力の影響)だったりすると、下半身から、心臓へ戻ってくる機能に少々負担がかかってしまいます。

その影響で、下半身がむくむことに繋がります。


このタイプは、【腎タイプ】と言って、
体のいらない水分を排出する働きがうまくいかないタイプ


疲れやすいのが影響して

・足腰が痛だるかったり
・塩分が欲しくなったり
・尿の回数が、極端に多かったり少なかったり


体質というよりは、「疲れ」によるむくみが大きいように感じています。
誰でも体質はあるけれど、暮らしで「疲れる」と、腎タイプになりやすい。

元々の腎タイプもいれば、
一時的な腎タイプもいるのです。


足が夕方、むくんできたら、「疲れ」「老化」「外食多い?」「トイレ行ってるっけ?」
そんなサインとして、受け取ってくださいね!




 【Key】顔がむくむ、朝、糖質

 朝起きた時から、顔がむくむ方いらっしゃいませんか?
そんな方は、塩分よりも、糖質に気をつけるタイプです!


糖質を食べて、エネルギーとして使われなかった残りの糖質は、体の中に取り込まれるシステムに。
その時、水分と一緒に体に取り込まれるので、糖質でもむくみは起きるのです!

このむくみの特徴は、足ではなくて、顔!!!!
そして、朝起きた時!!!!

今まで、塩分ばかり気にしていた方、今日から、糖質を気にしてみましょう。

飲み物は甘くないですか?
菓子パンは、ご飯ではなくておやつですよ!
そもそもパンは、ご飯より、糖質が多いもの。

パルシェ調べによると、
顔がむくむ方は、ご飯よりパン派が多くて、しかも、菓子パン好きが多いです笑


このタイプは【脾タイプ】が多く、本当に甘いものが大好き!
胃腸が弱く、体の中に湿気を溜め込むのが特徴的。

胃腸が弱いのが影響して、
一気にたくさんのエネルギーを摂取できないし、
体が重くて、だるくて…

けど、仕事や子育てがあるから…

えい!エネルギーとやる気のチャージで、甘いもの!
血糖値上がった!バンザイ!動ける!
そして、すぐに血糖値の急降下で疲れる…

もう一回、甘いもので、チャージ!

このルーティーンです。笑

今は、コンビニでも低糖質シリーズがたくさん並んでいます。
完全にやめるという選択ではなく、選ぶものを変えてみませんか?

今より糖質を減らすことを意識する → むくみが減る、体が軽くなる →やる気が出る →少しずつ疲れなくなる →甘いものを欲する機会が減る

まずは、低糖質を選ぶという第一歩を、踏み出してみましょう!





 【Key】上半身、皮膚がむくんでいる感じ、冷房(風)

これは、もう少し暑くなった夏本番に多いむくみの症状です。

扇風機やクーラーが直接肌に当たるのが苦手だなって思うことありませんか?
風が直接肌に当たることで、体を乾かし、冷やしてしまいます。
通常の冷えより、風+冷たいものは体温を余計に奪い、強い冷えを起こします。


体が冷えることで、水分代謝が落ち、むくみが起きます。


これは、風がよく当たる体の部分に起きやすく、私は腕で感じることが多いです。
①②のむくみと違い、皮膚自体がむくんでいる感じがします(この感じわかるかな???)

対策としては、直接風を肌に当てないこと。
1枚羽織るとか、風の向きを変えるとか、自分の肌に直接当てないように心がけましょう!


環境として、どうしてもエアコンの風を防ぐことが難しい時ってありますよね。
スーパーとか、職場の机の位置とか、車のエアコンとか…

冷やしてしまった場合は、冷えてしまった皮膚部分を、温かい手でさすってあげてください。

寒風摩擦のような
子供をなでなでするような感覚で

冷えてしまった場所を優しく撫でることで、皮膚表面の流れが良くなり、むくみを流してくれます!



もうすぐ梅雨の季節がやってきます

むくみが影響することって、実はたくさんあるんです。

梅雨時期の体のだるさや、胃腸の弱り、しびれなど
そして、気圧の変化に弱い方や、車酔いする方も、体の水分代謝が関係していることが多いんです。


健康のために、むくみを意識するのもよし!
体重減少のため、美容のために、むくみを意識するのもよし!

痩せるし、顔もシュッとするし、体調も良くなるという一石三鳥です♪

新潟の梅雨は、日本海側特有、湿度がものすごく高くなる特徴があります。
今年は、沖縄の梅雨入りが早かったことから、全国的に早く梅雨がやってきそうな予感です。


自分の体質の対策はもちろんのこと

・ふくらはぎをマッサージする
・体を冷やさない
・きちんと汗をかいて、水分代謝をよくする

こういった万人に通用する対策も頭に入れながら、紫陽花の咲く季節も楽しみたいですね!

皆様、お久しぶりです!
今日は、快晴のいいお天気ですが、相次ぐ芸能人の自殺報道をみて、自律神経の大切さをさらに感じてしまった私の朝です…

うつ病や自律神経失調症という病気だけの話ではなく、日々の自分の時間軸の中で、どのくらいの「ごきげん時間」を過ごしていますか?
メンタルだけではなく、生理の前後で体調を崩していたら、その時間は楽しい時間ではありません。

ちょっとの工夫と、ちょっと手を伸ばせばできることを、
コツコツ続けることで、あなたの自律神経はごきげんになってきます。

今日は、前回からの続きです。
「子どもにいいこと大全」の中から、
自律神経に良いことをいくつか抜粋をして、今日から始められそうなことをご紹介します!


⭐️前回の「なぜ自律神経を整えることが、大切なのか」の回はこちら↓





①早寝・早起き・朝ご飯 

当たり前すぎる当たり前のこと。
しかし、忙しい現代人はどのくらいの方がこれを実行できているのでしょうか?

騙されたと思って一度チャレンジしてみてください!!!
時間効率が上がるので、やりたいことが捗るようになり、時間の余白が生まれます。



②起きたら朝日を浴びる

①ができないよ〜という方におすすめなのが、こちら!
朝起きて、カーテンを開けて、窓を開ける。これならきっと、誰でもできる!

朝日というのは、体にとって良いこと尽くしの成分がいっぱいです。

睡眠中のリラックスモードから、活動モードへの切り替えのスイッチの役割も果たし、
セロトニンの分泌を促してくれます。

セロトニンというのは、精神安定、睡眠の質、そして卵子や精子の質の向上に欠かせないもの。
朝の5〜7時の間がピークです。起きたて30分以内が良いとされています。


体のアンチエイジングにも欠かせないものなので、イキイキと若くいたいと願う方にも、おすすめです。




③朝1杯の味噌汁が元気の源に

朝ご飯は良いのは分かっているけど、時間ないし、食欲も出ない…
そんな方には、朝1杯の味噌汁がおすすめ!

お通じの改善や冷えの解消にも。

東洋医学の体質別にみても、胃腸が弱いタイプの方や腎タイプの方には、特におすすめ!
味噌や塩分が、体のサポートをしてくれます。


今は市販のものでも、生の味噌で作れる簡単味噌汁もたくさん販売されています。
手間は、お湯を沸かすだけ。
洗い物がめんどくさかったら、紙コップでも良いわけで。

朝の味噌活、初めてみませんか?


④暑さ、寒さを体感する時間をつくる

これは、私も気をつけなければと思っている部分です。

エアコンの効いた快適な家から、快適な車へ。そして、快適な職場へ。
1日の中で、外気温を感じる時間が、本当に少ないなと感じています。


人には、超高性能な、オート体温調整機能が、標準装備で備え付けられています。
暑い夏には、汗をかいて発散し、
寒い冬には、体温を逃さないように保温します。

体の機能というのは、使ってあげないとすぐに怠けてしまうもの。
筋肉と一緒です。
暑い夏には暑いと感じる時間を作り、寒い冬には寒いと感じる時間をつくることが、自律神経を老化させない秘訣です。

毎日は難しいけれど、週末くらいは、外に出る時間を作りましょう。


⭐️自律神経も老化するんですよ↓





⑤大泣き大歓迎!感情を外に出すことは良いことです

喜怒哀楽を全力で表現することは、健康においてはとても大切なことです。
子どもが、外で大泣きしたり、騒いだりすることが、良くないこととして、文化として根付いている日本社会。

怒るや泣くをネガティブなものとして判断しているのは、大人であって、
喜怒哀楽はどれも変わらない感情の1つです。

怒ることも表現の1つ
笑うことも表現の1つ

子どもがイヤイヤいうのは、自律神経がきちんと育っている証拠です。
大人は、周りとのつながりがあるので、怒鳴ったり、泣き叫ぶことはできませんが、
ノートに書き出すとか、映画をみて泣くとか、
自分の感情をしっかり出すことは、健康には大切なことです。

我慢や溜め込みは、美徳ではありませんので、ご注意を。



⑥冷たいものは、暖かい場所で

これから、本格的な夏がやってきます。私は、絶対に冷たいものがダメとは言いません。
だって、アイスやジュースって、美味しくて楽しいものでもありますから。ただ、内臓や体を冷やすのは、変わらない事実。
ですので、エアコンガンガンのお部屋ではなくて、お外の空気を感じながら食べることをおすすめします!


余談ですが、葛粉でできたアイスがあるの知ってますか?溶けないアイスとして売り出されていて、葛粉は胃腸が弱いタイプの方にとても良いものです。

胃腸が弱いタイプの方、こういう選択肢もありますよ!私は、この葛粉アイス、溶けなくて、ベタベタしないから、個人的に大好きです!※私は、作りませんよ。買いますよ…





⑦自律神経に効くツボは、「内関(ナイカン)」「百会(ヒャクエ)」

これからは、ツボのお話も織り交ぜていこうかと。

不安や心配事がある時は、「内関」がおすすめ!
手首のシワの真ん中から、指3本分手前にきた所にあるツボです。

ツボは、落ち着いた環境で、リラックスして、息を吐きながら、ゆっくり押すのがポイント!
強く押す必要はありません!!!

ゆっくりと、気持ちよく、息を吐ききるくらいの時間で、押してあげると、より効果的です。
もちろん、お灸をしてもOKです。


IMG_0177
(せんねん灸HPより引用)


「百会」は、頭のてっぺんのツボ
きっと、パルシェの皆様は一度は思ったことがあるであろう
(頭にも鍼打つんだ…)の、場所です。

頭のてっぺん、真ん中にあり、頭がスッキリクリアになるツボです。

ぼーっとしたり、もやもやしたときなどは、押してあげると、気持ちが良いですよ!

IMG_0176

(せんねん灸HPより引用)



当たり前かもしれないけれど、当たり前にできていないこと

私たちは少し、便利な世の中に慣れ過ぎています。

Amazonで買い物する私は、翌日または翌々日に届くのが「当たり前」で、1週間待つことが長いなと感じてしまいます。
インターネットの接続も、ちょっと遅いだけで、電波状況悪いなと感じてしまいます。

便利で快適な毎日に慣れ過ぎていて、待つことがだんだんとできなくなっています。



自律神経というのは、じっくり、日々の改善が、一番の近道であって、
ここのツボをピッと押したら治ります!というものではありません。


今日、眠れないから睡眠薬を飲んで寝よう!
生理痛だから、痛み止めを!
というのは、自律神経が整ったこととは、ちょっと違います。


この薬を飲んだから、明日には治っている!
この生活習慣を変えたから、1週間後には良くなっている!

残念ながら、A=Bの公式が成り立つようなものではありません。



当たり前のことを、当たり前にコツコツをすること。
これが一番の近道です。


妊活中の方は、卵子の質というものがどれだけ大切かということを、知っています。
体の老化は、すぐには変えられません。
幼少期からの生活習慣が、今の体を作っています。


ちょっとの工夫で、ちょっとずつ。
これが、自律神経を整える合言葉かもしれません。

毎日コツコツ。
生活が整うと、とにかく気分が良いので、
決して苦痛ではないので、楽しく続けられますよ!


もちろん、チートディも大切に♡


↑このページのトップヘ