今回は、私自身が書きたくてたまらなかった題材にお付き合いいただき、ありがとうございます。
内容は難しくても、この解決編を読むことで、少しは皆様のお役に立てるはず!!!!

 

休めばいいとは、分かっているけど…

そう。多くの方は気がついています。

朝までゆっくり眠れたら、疲れは取れるのに…
もっと自分のペースで過ごせたらどんなにストレスが少ないだろうか…


大切なのは、「上質な休息」
ダラダラしていることは、「上質な休息」ではありません!


東洋医学の基本は、
「自分自身に合ったもの」

90%の方がいいと言っても、
自分に合ったもの、納得できるものでないと意味がないのです。




疲れている=流れが悪いとき

東洋医学では、「体の流れ」を大切にします。「呼吸・血液・水」の3つの流れが、ちょうど良い勢いで流れていて、「五臓六腑」という内臓機能が、お互い支え合って、バランスが保てている時、
人は「元気である」と胸を張って言えます。

すなわち、「疲れているな」「ストレスでイライラするな」という時は、「呼吸・血液・水」または、「内臓機能のどこか」の流れが、滞っている時なのです。

体は、生まれた時から、新陳代謝を繰り返して、常に、新しく生まれ変わっています。
人の体は、川の流れと同様。流れているから良いのであって、止まってしまうと、ヘドロが溜まって、代謝が落ちてしまいます。また、台風などで、物凄い勢いで流れる川も、その後の被害が大きくなるのでNGです。

ちょうど良い勢いで、澱むことなく流れているこの状態を維持できることが、東洋医学的「健康である」の目指すところなのです。



調子がいい!を知ってこそ、調子の悪さがわかります


まず、ここからスタートです。
よく、本当によく!患者さんがおっしゃること。
「自分が、むくんでいるということ、知りませんでした」
「毎日夢をみることが当たり前すぎて、これ眠りが浅いってこと知りませんでした」

そう。
みんな自分が当たり前なので。


むくみが少なくなった時を実感してこそ、
深い眠りができることを実感してこそ、
あの時、調子が悪かったんだなということを感じることができるのです。



これは誰かに教えられることではありません。
自分で感じる力です。

感性なのか、今の言葉で表すと非認知能力なのか。
健康に興味があるか、ないかなのか。

これを、どうやったら、気がつくことができるようになるのか。
お伝えすることができるのか。

ずーと、解決できない私の課題です。


自分の体質に合った息抜きの仕方を知っていますか?
自分に合ったメイクやファッションがあるのと同様に、自分の体質に合った息抜きの仕方もあるのです。
直感的にその方法を知っている方もいるし、東洋医学の知恵から知るのもよし。

「自分に合った、休息法、食べ物、運動の仕方」これを身につけることは、毎日、心地よく暮らすための第一歩。

そもそも、私は100歳のことを考えて生きてはいません。毎日楽しく暮らしたい。
疲れた体でイヤイヤ家事をするよりも、よし!終わったら映画見るぞ!と張り切って家事を終わらせたいから、1日元気で動ける健康が欲しいと思っています。
それは、結果として心の余裕も、時間の余裕も、子供のやんちゃへの笑顔の余裕も、生まれます。私も30代後半です。ここから20代の元気が蘇ってくるとは、思ってもいません。
1日最後まで動ける体力を、40代も50代も維持していきたいと思うから、だから、私は、元気でいたいと願っているのかもしれません。


【簡単に休息法をご紹介!】・肝タイプ…没頭することが得意タイプ。TO DOリストに休むという項目を入れましょう。ボーとすることを日常に!
・胃腸タイプ…おっとり優柔不断タイプ。太陽の光を浴びることで、リセットできる。ピラティスなどの筋トレ向き!甘いもの控えめに。
・肺タイプ…自分の世界観に入り込めるロマンチスト。注意力散漫というか、短期集中を細かいスパンで同時進行できるタイプ。子供でこのタイプなら、「宿題は、あっちこっちいろんな科目を同時進行でやらせたほうが片付くかも」。呼吸が深くなる息抜き方法がおすすめ。
・腎タイプ…愛想がよい慎重派。そもそも疲れやすいタイプで、疲れが顔に出やすい。ストレッチやヨガなど、軽い運動で、流れを滞らせない運動がおすすめ




何かをやめることも必要です
現代人はとにかく忙しい。
スマホを見ている時間も労働です。

目を使うということは、大量の血液を消耗します。
産後は、目を使わないように!と言われるのは、
出産と母乳により、大量の血液を必要としているから。





日常に休息を取り込むことすら、難しい。


モノを捨てる断捨離は、
時間管理の中でも必要です。


必要と思うこと。
無駄と思うことは、みんな人それぞれ。

自分軸で、不要な時間をやめることも大切です。